インプラントって何?初心者にもわかりやすく解説
投稿日:2025年11月13日
カテゴリ:院長ブログ
インプラントって何?初心者にもわかりやすく解説

「インプラントって聞いたことあるけど、正直よく分からない」「なんだか怖そう…」という方も多いのではないでしょうか。
歯を失ったときの治療法の一つとして近年注目されている「インプラント治療」ですが、正しい知識を持つことで、不安を軽減し、選択肢の一つとして前向きに考えることができるようになります。
今回は、初心者の方にもわかりやすく、インプラントとは何か、その特徴・メリット・注意点などを丁寧に解説します。
インプラントとは?
インプラント(正式には「歯科インプラント」)とは、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療法です。

基本的な構造は3つのパーツで構成されています。
インプラント体(フィクスチャー):チタン製の人工歯根。顎の骨に埋め込みます。
アバットメント:人工歯根と人工歯をつなぐパーツ。
上部構造(クラウン):実際に見える部分の人工歯。
インプラントの仕組み
インプラント治療は、失った歯の部分の顎の骨に穴をあけ、そこにチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込みます。
チタンは生体親和性が高く、骨としっかり結合する性質(オッセオインテグレーション)があります。
骨と結合するまでには数ヶ月かかりますが、その後、アバットメントと人工歯を取り付けることで、まるで自分の歯のように噛むことができるようになるのです。
インプラントのメリット
- 見た目が自然
インプラントは歯ぐきから自然に生えているように見えるため、他人に気づかれにくく、審美性に優れています。 - しっかり噛める
入れ歯のようにずれたり外れたりする心配がなく、天然歯に近い咀嚼力を持っています。固い食べ物も安心して食べられます。 - 他の歯を削らない
ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がなく、自分の歯を守ることができます。 - 顎の骨が痩せにくい
歯を失うと顎の骨が徐々に吸収されていきますが、インプラントは骨に力を伝えるため、骨の吸収を防ぐ効果もあります。
インプラントのデメリット・注意点
- 外科手術が必要
インプラント体を骨に埋め込むための手術が必要です。持病がある方や骨量が不足している方は、慎重な判断が必要です。 - 治療期間が長い
骨とインプラントがしっかり結合するまでに数ヶ月かかるため、一般的な歯科治療に比べて治療完了までの期間が長くなります。 - 自由診療の扱いとなる
インプラントは保険が効かない自由診療が一般的です。そのため、保険適用の治療に比べて費用が高額になります。 - メンテナンスが必要
インプラントは「入れたら終わり」ではなく、定期的な歯科検診と丁寧なセルフケアが欠かせません。ケアやメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を引き起こす可能性が高くなります。
まとめ:正しい知識で不安を解消

インプラントは「怖そう」「高そう」といったイメージが先行しがちですが、実際にはしっかり噛めて、見た目も自然で、自分の歯のように使えるという非常に優れた治療法です。
もちろん、誰にでも向いているわけではありませんが、自分の歯のような感覚を求める方には強くおすすめできます。まずは信頼できる歯科医院で相談し、じっくり話を聞いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
千葉県四街道市にてインプラント治療をご検討中の方は、ぜひお気軽に四街道Care Cure dentalまでご相談ください。
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